音楽

リリースおめでとう。

10年前。
彼と出会った当初。
私の周りはみんなバンドを組んでいて
それが羨ましくて妬ましくて仕方なかった。
私も歌を歌いたくて
コピーバンドを時々組んだりしていた。
軽音サークル、と言う名の
私の居場所だったなあ。

付き合うって決めて
すぐに限定のCDが出て
新宿のCD屋さんまで一緒に見に行ったね。
彼は刺青を彫った日で体調が最悪だった。
あの子は刺青が向いていない子です。

そのあと何枚CDを出して
何本ライブをして
いくつの遠征があったんだろう。

毎回遠征が寂しくて
それは今でもそうだよ。

19歳だった彼は30歳になりました。
私も29歳になった。
あらあら、経ちゃった、ねえ。

私は未だに音楽に夢をみているし
音楽の力を底抜けに信じている。
そして私が愛している人は
すごくすごく格好良い音楽を続けている。

彼の弾くギターが一番素敵だし
彼の弾くギターが一番良い音だし
彼の弾くギターが一番好き。

夢みたいな事がたくさん起きるよ。
彼がずっと頑張って来たから
嬉しい事がたくさん起きる。
辛かったり悲しかったり苦しかった事は
もちろんいっぱいあったけれど
それでも続けて来れて良かったねえ。

君の友達は、ギターと私。
これからも仲良くしようね。